富津市議会 > 2020-03-17 >
令和 2年度予算審査特別委員会−03月17日-02号
令和 2年 3月17日全員協議会−03月17日-01号

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  1. 富津市議会 2020-03-17
    令和 2年度予算審査特別委員会−03月17日-02号


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    最終取得日: 2022-12-23
    令和 2年度予算審査特別委員会−03月17日-02号令和 2年度予算審査特別委員会                 予算審査特別委員会議事録 1.日  時  令和2年3月17日(火)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   福 原 敏 夫 君       鈴 木 幹 雄 君       猪 瀬   浩 君   諸 岡 賛 陛 君       三 木 千 明 君       高 木 一 彦 君   千 倉 淳 子 君       山 田 重 雄 君       平 野 英 男 君   渡 辺   務 君       松 原 和 江 君       岩 本   朗 君   石 井 志 郎 君       藤 川 正 美 君       永 井 庄一郎 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   平 野 明 彦 君 1.出席説明員   市長        高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君   教育長       岡 根   茂 君   総務部長       白 石 久 雄 君   総務部参与     前 田 雅 章 君   総務部次長資産経営課長事務取扱
                                       秋 嶋 隼 人 君   総務課長      石 川 富 博 君   防災安全課長     小野田 隆 博 君   企画課長      坂 本 秀 則 君   秘書広報課長     鹿 島 和 博 君   財政課長      高 梨 正 之 君   財政課主幹      宮 崎   悟 君   市民部長      鶴 岡 正 義 君   市民課長       平 野 正 行 君   市民課市民活動推進室長           税務課長       平 野   勉 君             赤 井 明 浩 君   税務課徴収対策室長 秦 野 憲 一 君   天羽行政センター所長 荒 井   晃 君   環境保全課長    中 山 正 之 君   健康福祉部長     島 津   太 君   社会福祉課長    池 田 剛 和 君   福祉の窓口課長    木 村 美 文 君   子育て支援課長   中 山 淳 子 君   介護福祉課長     藤 嵜   勉 君   健康づくり課長   牧 野 常 夫 君   国民健康保険課長   尾 形 卓 信 君   建設経済部長    宮 崎 一 行 君   建設経済部次長農業委員会事務局長                                    庄 司 優 人 君   都市政策課長    茂 木 雅 宏 君   建設課長       藤 川 幸 男 君   商工観光課長    阿 部 淳一郎 君   農林水産課長     棟 方 雅 典 君   会計管理者     岩 名 生 麿 君   選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長                                    相 澤 智 巳 君   消防長       岩 崎   脩 君   消防総務課長     角 田 安 隆 君   予防課長      宇 山 則 幸 君   消防署長       牧 野 安 浩 君   消防分署長     松 本 敏 宏 君   教育部長       笹 生 忠 弘 君   教育部参事学校教育課長事務取扱       教育総務課長     重 城   祐 君             須 藤 秀 明 君   学校教育課主幹   細 谷 憲一郎 君   教育センター所長   河 野 信 成 君   生涯学習課長    當 眞 嗣 史 君   公民館長       渡 邉 房 男 君 1.出席事務局職員   事務局長      大 塚 幸 男     主幹         大 川 美佐子   係長        三 木 貴 好 1.議  事    議案第11号 令和2年度富津市一般会計予算           ────────────────────────                    開     議           令和2年3月17日(火) 午前9時59分 開議 ○委員長(福原敏夫君) 皆さん、おはようございます。ただいまから、予算審査特別委員会、本日の会議を開きます。           ────────────────────────                    委員長あいさつ ○委員長(福原敏夫君) 委員並びに執行部の皆さん、御出席いただきまことにありがとうございます。  さて、本日と明日の2日間で審査を行うわけでございますが、皆様の御協力のもと、慎重かつ十分なる審査を行いたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  また、執行部の皆様には、的確かつ簡潔な答弁をお願いいたしまして、私の挨拶とさせていだだきます。  それでは、本日議長がお見えでございますので、御挨拶をお願いいたします。           ────────────────────────                    議長あいさつ ○議長(平野明彦君) 皆さん、おはようございます。いろいろ大変な時期ではございますけども、慎重審査よろしくお願いしまして、挨拶にかえさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○委員長(福原敏夫君) ありがとうございました。  次に、執行部から御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ◎市長(高橋恭市君) おはようございます。予算審査特別委員会の開会に当たりまして、御挨拶をさせていただきます。  委員各位におかれましては、3月定例会開会中、大変御多用のところ、本委員会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。2月25日の本会議におきまして、本委員会に付託されました令和2年度の一般会計、各特別会計及び温泉供給事業特別会計の予算案につきまして、本日と明日の2日間にわたり審査をお願いするものであります。  予算編成に当たりましては、引き続き厳しい財政状況ではありますが、経営改革の原点に立ち返り、持続可能な行政経営の一層の推進と、市の将来を見据えた礎となる事業に真摯に取り組むことを基本方針として編成をいたしました。  限られた経営資源をより一層効率的、効果的に活用し、持続可能な行政経営を実現できるよう気を引き締めて市政経営に当たってまいりたいと考えておりますので、委員各位におかれましては慎重なる御審査を賜り、原案どおり御可決いただきますようお願い申し上げまして、会議冒頭の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(福原敏夫君) ありがとうございました。           ────────────────────────                    議     事     議案第11号 令和2年度富津市一般会計予算 ○委員長(福原敏夫君) それでは、ただいまから議事に入ります。  まず、議案第11号 令和2年度富津市一般会計予算から議案第14号 令和2年度富津市介護保険事業特別会計予算までは、本会議において執行部における詳細なる説明がなされておりますので、予算審査特別委員会における説明を省略し、直ちに質疑を行いますので、御了承を願います。  本日の議事につきましては、お手元に配付してあります会議次第のとおり、議案第11号 令和2年度富津市一般会計予算の審査を行うこととし、午後5時を目途に審査を進め、続きは2日目に行いますので、よろしくお願いします。  審査の方法は、まず、お手元に配付してあります審査区分表1ページ、歳入の白抜きになっている項目を審査し、網掛けになっている項目は、関連のある歳出を審査する際にあわせて行うことといたしますので、御了承願います。  また、歳出についての質疑は、まず、2ページの1款及び2款について、次に、3ページの3款及び4款について、次に、4ページの5款から8款まで及び11款について、次に、5ページの9款、10款及び12款から14款までというように、それぞれ分割して質疑をお受けします。  その際に、事前に配付してございます令和2年度当初予算、雑入の充当先歳出一覧表を御活用ください。  この表は、予算書の34ページから35ページにかけて記載の2節雑入の充当先の事業名称、金額及び予算書のページを記入してございます。  説明欄2の千葉県市町村振興協会市町村交付金及び26雑入については、一般財源のため除いています。  なお、最後に、審査区分表6ページ上段に記載してございますとおり、令和2年度富津市一般会計予算に係る総括的な質疑の時間を設けてございます。  ここでは、総括的な質疑のみとし、詳細な内容の質疑につきましては、各款ごとの時間内にお願いをいたします。  また、質疑に際しましては、審査区分ごとに説明員の入れかえをするため、質疑漏れ等がないようお願いいたします。  説明員の方に申し上げます。  発言される場合は、挙手し、起立して、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いいたします。  委員におかれましても、時間等の制約がございますので、明確な質疑をお願いをいたします。  それでは、議案第11号 令和2年度富津市一般会計予算を議題といたします。  まず、審査区分表1ページの白抜きでお示ししてある部分、歳入に対する質疑を行います。  皆様の円滑な進行のため、まず予算書・付属資料の別、ページ、款、項、目と示しながら御質問をお願いいたします。  それでは、ただいまから質疑に入ります。御質疑ございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) それでは、まず質問させていただきます。  予算編成方針の中にも書かれておりますが、令和2年度をピークに市税の急激な減収が見込まれるということがうたわれております。その中で、本年度を見てみると、大きな減額が出ているものが市民税と市たばこ税になるわけですが、この市たばこ税については、ことしの4月から健康増進法によって、民間の施設等の禁煙化も進んでいることを見越しての、2,500万円の市たばこ税の減額という解釈でよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 税務課長、平野 勉君。 ◎税務課長(平野勉君) お答えいたします。  たばこ産業の2018年全国たばこ喫煙者率調査によりますと、成人男性の平均喫煙率は27.8%、成人女性の平均喫煙率は8.7%で、ピーク時、昭和41年の83.7%と比較いたしますと、激変している状況でございます。  議員お話のとおり、健康増進法の強化による影響も考えられているところであり、令和元年度の決算見込みでは、当初予算ベースでは前年比マイナス4.5%、約6,000万本を見込んでおりましたが、これを下回る決算見込みでは5,800万本となる見込みでございます。  令和元年度の欠損見込みをもとにいたしまして、約5,400万本として算定したところ、前年比2,500万円のマイナスとなるものでございます。 ◆委員(猪瀬浩君) はい、わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 7款地方消費税交付金のことについて伺います。  17ページです。前年度より1億8,800万円ふえていますが、これは要は消費税が8%から10%になるということでもってふえたんだと思います。この消費税というのは、国が7.8%、県と市が2.2%を2分の1ずつだから、市は1.1%入るということでよろしいわけですね。  そうしますと、このふえた分、1億8,800万円ふえるわけですが、じゃあ市民はこの消費税を負担するのに、どのくらい消費をしたかという算定はしましたか。どのぐらい消費しているんでしょうか。市民はどのくらい消費税を払っているかということですね。
    ○委員長(福原敏夫君) 答弁できますか。財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。  富津市民がどの程度払っているという数字は、把握してございません。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 大体市に対して1.1%を国から入ってくるわけですね。ですから、1.1%がこの9億9,000万円なんですか。約10億円じゃないんですか、違うんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。  算定根拠といいますか、算定方法についてお答えさせていただきます。  地方消費税交付金につきましては、消費税と地方消費税を国が一括して徴収して、国から都道府県に払い込まれた後に、都道府県ごとに精算を行いまして、精算後の地方消費税の2分の1に相当する額が市町村に交付されるといったような形になっております。  前年度より増額となった理由といたしましては、千葉県の交付金の見込額というのが、前年度比較で増額となっているというところで、うちのほうは押さえさせていただいております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) じゃあ、違うことで質問いたします。  これに関連して要は政府は、消費税の増額分は全て社会保障費に回すということでもって、この令和2年度当初予算附属資料の一番最後のページに、その内訳が入っていて、社会福祉と社会保険と保健衛生に総額5億円入れましたよということで理解しているんですけど、それでよろしいわけですね。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) 増額分につきましては、こういったものに使えということになっておりますので、そのとおりでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) そうすると、先ほどの戻りましてね、7款の17ページの地方消費税交付金が約今年度は10億円入るわけですよね。昨年度と比べて1億8,800万円ふえるということは、消費税が8%から10%になったから、こういう金額になったんだと思います、当然ね。  ですから、この上がった分と、この5億800万円とのどういう関係にあるのかというのが、わからないんです。増税になった分は、全部入れますよというか、私は増税になった分だけがこれに入るのかと思ったら、違うんですよね。増税分だけがここに入るんじゃなくて、地方消費税交付金が全てここに入るということなんですか。これとの関係です。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。  まず、この消費税交付金につきましては、交付時期というのが半年おくれで入ってくるということになっております。その分を県のほうから配分がございますので、それに基づいて計算しているような形になっております。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すいません。16ページ、6款1項1目の法人事業税交付金、こちら新しく創設されたものだと思うんですけど、説明のときに28年開設で、2年度から施行というようなことだったと思うんですけど、これは今後ずっとこのぐらいの金額が入ってくるということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 税務課長、平野 勉君。 ◎税務課長(平野勉君) お答えいたします。  国は、消費税率8%及び10%の段階におきまして、地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格差の縮小を図るため、法人住民税、法人税割の税率引き下げ、これは都道府県分2.2%、市町村分マイナス3.7%、合計5.9%に合わせ、地方法人税、国税の税率を引き上げ、その税収全額を地方交付税の原資化とする制度を実施しております。  この制度に合わせまして、今回法人事業税、県税でございますが、全体の7.7%を各市町村に交付されるものでございます。  ただし、令和2年度の交付につきましては、経過措置といたしまして3.4%が交付されるものでございます。  この制度は、令和4年度までは段階的な経過措置が設けられており、令和5年度からは交付基準額を、各市町村の基幹統計である事業所統計の最近に公表された結果により、各市町村の従業者数で案分し、交付されるものとなってまいります。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) じゃあ、もう一点。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すいません。31ページの19款1項1目のふるさとふっつ応援寄附金なんですが、1月現在で4億4,415万円が今年度入っているんで、来年度は多分5億円に達するかなと思うんですが、そのような考え方でよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) お答えいたします。  まず、最初に令和2年2月末現在での寄附状況を改めて申し上げます。  寄附件数が2万4,451件で、寄附額が4億5,794万390円であります。そのうち、令和元年台風15号などによります災害寄附金が3,049件、2,137万3,000円であります。  なお、昨年の同月対比では、7,265件の増、1億979万2,830円の大幅な増収となっております。  この増額の要因につきましては、平成31年度に法改正が行われまして、全ての自治体が同じ条件のもとで寄附を募るということになったこと、また、台風15号によります災害寄附をいただいたこと、そして、他の自治体に負けないよう引き続き寄附のリピーター、新たな寄附者の獲得に向けまして各種のプロモーション活動を強化し、関係人口をふやしたことが考えられます。  今年度は、4億7,000万円程度見込んでおります。目標額の5億円の達成は難しいところと考えております。令和2年度につきましては、新型コロナウイルス関連の影響が不透明ではありますが、5億円を目標額と設定をしております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようでございますので、審査区分表1ページの歳入に対する質疑を終了いたします。  ここで説明員入れかえのため、暫時休憩をいたします。                  午前10時19分 休憩           ────────────────────────                  午前10時23分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは、時間前ですが、全員がそろいましたので、休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言される場合は挙手し、起立して指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いいたします。  これより、歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑に入ります。冒頭に申し上げましたように、分割して質疑をお受けいたしたいと思います。  それでは、審査区分表の2ページ、1款及び2款について質疑をお受けいたします。御質問ございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 56ページ、2款総務費1項総務管理費、説明欄のところです。バス利便性維持向上事業のことについて伺いたいと思います。  先ほど市長のほうから、竹岡線とか湊・富津線と、それから戸面原ダム線を減便するという通知が参りました。このバス利便性維持向上事業の補助金というのは、それとは関係あるんでしょうか。そのバス便が減ったから、ここの予算を立てたときと今の状況では違うということですか、それともそれを考えてこの予算を立てたのでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) お答えします。  今回の4月予定の路線バスのダイヤ変更につきましては、小中学校の統合により影響を受ける竹岡線、及び赤字額が増加しております路線等の減便を行うものですが、この令和2年度予算には反映はしてございません。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) それは当然、便数が減ったということは、補助金と負担金などが減るということで考えてよろしいわけですか。当然、決算の中でもって変わってくるということですね。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) お答えします。  今回変更する便は湊・富津線、竹岡線、戸面原ダム線の3線であります。経常経費で今のところ、約300万円程度の減少を見込んでおります。それに伴いまして決算のほうに反映してくると思っております。 ◆委員(松原和江君) はい、わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません、予算書の43ページの歳出、2款1項1目の経営改革関係費について御質問します。  今回、3月、新型コロナウイルス対策で中止となってしまいましたが、予算編成方針にも書かれていますとおり、令和2年度から令和6年度までの中期財政計画表でも示されているんですが、市税収入が大幅に減少していくことが今後見受けられています。令和6年度と令和2年度を比較しても、14億円もの市税収入が減少するということで財政状況が厳しくなるような数字が見込まれています。  そういった中で、経営改革の手はとめてはならないと考えるわけですが、この令和2年度はどのような形で経営改革を進めていくのか教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。  本来であれば3月21日に経営改革会議を開催いたしまして、その中で今後の推進に当たっての意見書といったものが提出予定でございましたが、現在の状況により、今後この意見につきましては、会長から市長のほうに提出することとなった運びでございます。今後この意見を参考に、引き続きまして経営改革の推進について行っていきたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。続いてよろしいでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 予算書の47ページの歳出、2款1項3目の公共資産売却業務包括民間委託料なんですが、これは新しいものだと思うんですが、具体的にどのような業務を委託していくのでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、秋嶋隼人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(秋嶋隼人君) お答えいたします。  こちらの事業につきましては、未利用資産の売却を促進するため、未利用資産の売却可能性調査、売却支援業務を知識、技術、経験等を有する民間事業者に委託するものでございます。  具体的には売却可能性調査業務においては、民間事業者に市が提示した処分可能な物件の売却可能性を専門的知見から調査し、結果を市に提出していただき、物件が抱える諸問題や売却可能性の工程をつかむことで、戦略的に未利用資産の売却を進めることが可能となるものでございます。  売却支援業務におきましては、売却可能性調査の結果を踏まえまして、売却する物件の入札補助、ホームページ等への掲載、買受希望者の調査などの営業活動、問い合わせ対応等を行います。この売却支援業務については、民間事業者のモチベーションを高めるため、売却金額に応じて一定割合の支払いを行う成果報酬の仕組みを取り入れる予定としております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。すみません、もう少し。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) その件についてもう少し御質問ですが、一応、附属資料のほうにも普通財産ということで書かれているんですが、これは主に今回廃校となる学校が普通財産になるので、その売却を民間業者のほうに検討してもらうということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部次長資産経営課長事務取扱、秋嶋隼人君。 ◎総務部次長資産経営課長事務取扱(秋嶋隼人君) こちらの事業で対象として予定しておりますのは、行政目的のなくなった普通財産のうち、処分可能な土地・建物としておりまして、閉校施設については対象とすることは考えておりません。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 56ページの2款1項8目諸費の18番、市移動手段確保等支援事業補助金、これの補助対象団体数と内訳をおわかりでしたら。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) お答えいたします。市移動手段確保等支援事業補助金の内容についてお答えいたします。  まず、補助の種類は3つございまして、1つ目が、地域でどのような移動手段が必要か検討するための導入調査研究費用に5万円、2つ目が、移動手段の運行費用に300万円、そして3つ目に、ボランティア運送事業を実施する団体が加入する任意保険の費用として20万円を計上してございます。  数につきましては、現在、移動手段の運行費用に対して1団体を見込んでおります。そのほかの補助事業については、まだ今のところ想定されているところはございません。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) これについては、団体は1団体で325万円の中で、研究で5万円、運行で300万円、保険で20万円という内訳で1団体を対象として予算を組んでいるということで、確認です。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) この3種類につきましては、1団体だけではなく、それぞれの団体になります。 ◆委員(三木千明君) 1団体と言ったでしょう、今。 ◎企画課長(坂本秀則君) それぞれ1団体ということになります。
    ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) これは3団体に対して、その項目ごとにそれぞれ……。対象は3団体ですね。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 現在、移動手段の運行費用の団体が1団体ございます。それ以外の先ほど申し上げました2つの補助対象は1団体ずつを見込んでいるということで、その団体が全てということではございません。 ○委員長(福原敏夫君) 三木委員、よろしいですか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) この項目についてはごめんなさい。ちょっと私、見落としていたのか、すみませんけれど。対前年で上がっているんですか、下がっているんですか。それとも全く同じですか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 令和元年度は「330万円」、令和2年度が「325万円」ということで5万円の減額となっております。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございますか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 関連してその件ですけれど。そうしますと、市は現状のままで、これを拡充しないという方向でよろしいんですね、予算に入っていないということは。予算に入っていないわけ。あと2団体やりたいと言っているけれど、この予算には入っていないので、もう拡充をしないという考えでよろしいわけですね。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 地域でそのような形で移動手段を実施してくれる地域団体が出てくる可能性がございますので、その際には補正等で対応を考えていきたいと思っております。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ちょっと私、頭の中で整理がつかないんですけれど。三木委員も質問したんですけれど、1団体に325万円じゃないわけですね。ですから、現在あるのが1団体で、そこに325万円じゃないということでよろしいわけですね。ということは何を言いたいかというと、要するに今年度中にそのほかの団体ができない場合は、それは未済というんですか、それを使用しなくて残るということでよろしいわけですね。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 委員おっしゃるとおり、実施する団体がなければ残ります。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) そうすると、325万円のうち、まず20万円は保険料ですね。今、任意保険と言ったですよね、20万円の部分は。                〔「別です」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(石井志郎君) いや。私、そういうふうに聞こえたんですけれど。                 〔「違う」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(石井志郎君) 違うのね、うん。とりあえず、その今ある団体には300万円のうち幾ら払うんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 今ある団体というのが、竹岡地区のNPO法人です。その移動手段の運行費用ということで、それが1団体で上限が300万円という設定ですので、先ほどのボランティア運送のための任意保険というのは20万円を計上していますけれども、それについてはその団体には該当しないということになっております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 本当にちょっと私、理解できないんですけれど。今、NPO法人が運行していて最大300万円ということは、そこに300万円を投資する場合があるということですか、今のお答えですと。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 300万円を限度に支出いたします。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 計画をもって予算を計上しているので、それはいたし仕方ないと思うんですけれども、最大300万円というものがそこに支払われる条件というのは、どういう条件なんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) お答えします。  補助金の補助要綱、交付要綱によりまして、その団体に補助対象経費の総額から国等の補助額、運行収入を控除した額または補助対象経費の総額の10分の7のどちらか、いずれか少ない額を補助の対象としております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 地域で交通手段がなくて困っている方が大勢いらっしゃるので、そういう事業は率先して市も応援しなきゃいけないというのは理解させていただきます。ただ、やっぱりちょっと私、理解ができなかったので質問させていただきましたが、適正な運営をしていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) ありがとうございます。この竹岡地区の事業におきましては、利用者が当初の想定を大きく下回っています。  さきの一般質問でもお答えしておりますけれども、その原因といたしましては、住民の移動ニーズと運行とのミスマッチ、そしてまた制度の不足、周知の不足というものが考えられたことから、NPO法人がアンケート調査を行っております。このアンケート結果をもとにニーズに合った改善施策に向け、市とNPO法人と連携してまいります。  また、この補助事業につきましては、移動手段の導入、運行維持、休廃止のガイドラインを設けておりますので、運行条件等を検証し、運行の改善を図ってまいりたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございます。うちの地域でもやはり交通弱者の方が多くて、そういう事業をしてくれる方が出ればいいなと思っているんですが。  ちょっと話は違うかもしれませんけれど、タクシー補助券というのが年間、枚数は限られていますけれど、1回500円とか支給されているわけですよね。その利用者が使いやすい方法というもの、例えばタクシー利用券みたいな感じで、地域で使いたいという人が補助を受けられるような方法だとか、これとは別にやっぱりそういうのもまた今後考えていただければ、他の地区でもそういう事業をやろうかなというNPO法人も立ち上がるかもしれないです。やはり現在、そういう事業をしている人が苦しんで運営しているというのを見ちゃうと誰も手を出さなくなりますんで、その辺は十分また御検討いただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません、今のに関連してなんですが。ちょっと自分がガイドラインを見たときには上限というものが定められていなかったように思うんですが、今の御答弁ですと、例えば1,000万円かかるところがありますと、経費が。そうすると、10分の5だと500万円まで補助が出るという考え方ではなくて、最大で300万円までということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 委員、おっしゃるとおりでございます。 ◆委員(猪瀬浩君) はい、わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 今の答弁の中で、想定の利用者数を下回っているという結果が出ていても、基準があるからしようがないんですけれど、そこら辺は検証して例えば補助額の減額だとかということは全くないんですか。下回っているんでしょう。それでも、ある一定期間は──もちろん、1年目から全部うまくいくとは思わない。  今、石井委員もおっしゃっていましたけれども、なかなかこれは円滑に地域のニーズと目的等が合致するまである程度期間をおいて、結果が出てから全部切れと私、言っているわけではないんですけれども、例えば、そこら辺の検証で下回っている、残念ながら予定よりも利用者が少ないと。要は、利用者からも1回幾らとかお金を取る事業ですよね。それに対して結果が出なくても、ある程度の期間はその算定基準の中の満額の期間は例えば3年とか5年とかというのは、結果が伴わなくてもやるような内容で見ているんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 先ほど申し上げました、そのガイドラインという中で毎年度の実績等を検証してまいります。その中で運行補助要件に達しない場合が2年続いた場合には、そこで運行の休廃止を検討するということになっております。 ○委員長(福原敏夫君) 三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) この項目の325万円の中で、これはさっき松原委員のほうから拡充を見込んでいるのかという質問があったわけですけれども、石井委員おっしゃったとおり、大佐和地区のほうでも公共交通機関が全くない地域もあるんです。こういう補助制度があるということを私は、もうちょっとピーアールする部分で予算を取ってもいいんじゃないかなと思っています。  現行のところは頑張っているのであれば、それは行政としても応援してあげる猶予期間……。猶予と言うと失礼ですけれども、それもある程度必要だと思うんですけれども、ただ垂れ流しにならないようにその結果の検証というのはきちんとやってもらって──育てなきゃいけない期間ももちろんありますけれども、市民の皆さんに誤解を与えないような検証等もしていただいて、ある程度の期間があれば結果も伴わなきゃいけないところもあると思うんですけれども、育てながら厳しく見るべきところは見ていっていただきたいということです。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません、予算書の56ページ、同じページなんですが、そのタクシー利用料金助成費なんですが。これは令和2年度は多分、年間48枚のチケットを発行するということだと思うんですが、昨年御説明いただいた利用率を50%にしても808枚しか使えないような予算なんですが、今年度は福祉タクシーなんかにも使えるということで結構な枚数が使われるのではないかと思うんですが、この予算で大丈夫なのでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) お答えいたします。  タクシー助成利用券に関する今年度予算917万5,000円に対しまして、現在のところ、支出額は400万円弱が見込まれているという状況でございます。この2月末までの利用率が実際のところ、20%程度であります。よって、来年度拡充する介護タクシー利用分を加味しても、現在の予算額で対応できるものと考えております。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません、予算書の49ページ、歳出、2款1項4目の空家リフォーム補助金なんですが、これはどのような補助制度なのか教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) お答えいたします。  空家リフォーム補助金についてですけれども、現在の空家バンクの登録物件数をふやすための1事業といたしまして、空家バンクに登録されました物件を購入した人または賃貸した人、つまり所有者に空き家物件のリフォームに係る費用について補助金を交付するものであります。  対象となる経費につきましては、住宅機能の維持または向上のために実施する改修・修繕工事等に係る経費であります。ただし、倉庫、車庫、外構、備品購入等の居住家屋以外に該当するものは対象外となります。  補助金額につきましては、補助対象経費の合計額の2分の1以内で上限を50万円とするもので、本年度3件の設定をさせていただいております。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) 今のに関連して、空家バンクの件で賃貸というお話が出たのでちょっと確認したいんですけれど、これは間違っていたらごめんなさい。民泊施設は関係ないですよね。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 民泊の施設は該当とはしておりません。 ○委員長(福原敏夫君) 渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) その辺はきちんと線は引いてあるのかどうか、運用規定とかで線が引いてあるのかどうか、ちょっとお伺いします。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) こちらの補助対象も補助要綱を定めておりますので、そちらにのっとって実施させていただきたいと思っております。 ○委員長(福原敏夫君) 渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) もう一つ。タクシー利用料金の助成費なんですけれど、利用率が20%ということなんですけれど、これは委員の皆さんも理解していると思いますけれど、利用している人ってすごい便利だと言っているんですよね。だけれど、その利用の仕方がわからなかったりという人が結構あって、あと利用している人からすると、もう48枚じゃ全然足らないといったり、金額も少な過ぎるよねとかという話がいろいろあると思うんですよね。これは街場では結構いろんな論議になっている事業だと思います。  すごくよい取り組みで実際に利用率20%はもったいないなあと思うんですけれど、その辺をどうやって利用促進していくかというのを考えたほうがいいのかなという──今の答弁だと、969万7,000円で何とか足りるからこれでという話なんですけれど、この枠をいっぱいに使っても「むしろ足らないよ」というぐらいに利用していただくのがやっぱり市民サービスの向上だと思うんですけれど、その辺はどうやって利用率を高めるかという方策を考えるべきだと私は思うんですけれど、その辺についてお考えがあったら教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 委員おっしゃるとおり、現状の利用の率ということで既にこの1月までの間に交付された全ての枚数を使い切った方も数名いらっしゃいますし、逆に利用率が低いというのは登録申請はしたものの、いまだに使っていない方、また使う枚数の少ない方がまだ多いのかなと思います。  令和2年度に向けましては、3月の下旬に新年度分のタクシー利用券を送付いたします。その際に利用をするようにというか、推進に向けて案内を入れようと思っていますし、またそこに実際に利用者の声を入れるような形にして、ああ、こう使うと便利だなとか、そういうところをお配りをして周知していきたい。  また、新年度になりますと、いろいろな区長全体会議だとか地区社協だとか民生委員さんの会議がございますので、そういったところでも再度周知に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(渡辺務君) ありがとうございます。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 先日、佐貫のほうでも高齢の方とそのタクシー券のお話をしたんです。今、渡辺委員がおっしゃったとおり、65歳以上で免許返納者あるいは免許を保持していない人が対象になるわけです。今うちのほうから例えば、中央病院の大佐和病院まで行くというと、行って帰ってきたら4,000円じゃ足らないんですよね。何人かで乗り合いできればいいんじゃないかという話をしても、その日に中央病院の大佐和病院まで行く人がいないという現状もあるんです。  あともう一つは、65歳以上で免許返納者、例えば80歳でも今、免許を返しちゃったら、タクシー券じゃ用が足りないから不便だよと言う人もいると思うんです。お試しじゃないですけれど、そういう高齢者の方で免許を持っているけれど、まだ返納していない人なんかがお試しで使える、例えば2枚あるいは4枚とか、往復ですから1枚じゃなくて。そのかわり年齢は75歳以上とか80歳以上の高齢の方で免許を持っていても、そういうお試しができるというものも必要じゃないかと思ったんですよね。  その20%の利用率というのは本当に低いと思うんですよ。だから、その辺も高齢で車を運転せざるを得ない人が要するに、失礼な言い方ですが、大貫のほうでしたら中央病院の大佐和病院までとか買い物で使っても、例えば片道1,000円以内でも行けるかもしれない。だけれど、大佐和の佐貫のほうだとか、あるいは天羽地区のちょっと中に入った地区の人というのは500円のタクシー券でどこまで行けるかというと、なかなか厳しいところがあると思うので、そういうお試しだとか、そういうものもまた今後検討していただいて利用率を上げる。  高齢者が車の免許を持って事故を起こす、そういう心配もなくすということは必要だと思いますので、今、渡辺委員がそういう質問をしましたので、そういうのもまた御検討いただければと思いますが、いかがでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) 御意見ありがとうございます。お試しの利用というのはすごくよいアイデアだなと今、思いました。  今、例えば免許を持っている方が免許を返納しようかなと迷っている時期があろうかと思います。そういう際にこのお試し利用をすることによって、あっ、便利だなと思っていただければ免許の返納の一つのきっかけになろうかと思います。やっぱり体験をしてみるということが非常に大事だと思っておりますので、検討していきたいと考えております。ありがとうございます。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございます。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません、予算書の54ページの歳出、2款1項6目の交通安全施設設置工事というのは、どういった事業になるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) お答えいたします。
     交通安全施設設置工事の150万円のことについてですが、これにつきましては新設のガードレール、カーブミラー等、交通安全施設及び道路の区画線等の引き直しの経費でございます。  設置の場所については、地区の要望をまとめて、要望の中から順次設置していくというようなことになります。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに。藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) 予算書の49ページ、18節、先ほど猪瀬委員のほうからも確認がありましたけれども、この定住奨励金、附属資料ですと16ページの事業番号6に載っていますけれども、ここに載っている説明欄の定住奨励金243件とありますけれども、これはちょっと具体的にどういうことを意味しているのか。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) お答えいたします。  定住奨励金につきましては、平成24年の4月1日から平成27年の間に新築住宅または中古住宅を取得した方に固定資産税相当分をお返しすると、補助するというものでございます。  今年度は対象が243件となっております。この事業につきましては、来年度をもって終了となる事業でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) ああ、そういうことですか。私の認識不足でした。  じゃあ、また違うことでお聞きします。予算書の43ページ、18節、下から5行目と4行目ですけれども、研修費負担金99万4,000円と研修費助成金21万円ありますけれども、これは具体的にどういう内容なんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務課長、石川富博君。 ◎総務課長(石川富博君) 研修費負担金99万4,000円ということでございますけれども、これについては具体的には、自治大学校や市町村アカデミー、千葉県自治研修センター等で行う職員研修のための負担金でございます。  研修費助成金のほうですけれども、これについては職員が自主研修グループというものをやっておりまして、この自主研修グループに対する助成金ということでございます。  具体的には平成30年度でお答えしますと、3グループを助成しておりまして、例えば成人保健研修会、これについては特定健診係の保健師さんを中心とするグループなんですけれども、慢性腎臓病等の重症化予防の活動を円滑にするための学習を行っています。また、サザエさんの会、これについては健康づくり係の保健師さんが中心の3人のグループなんですけれども、住民主体の予防活動を実施する母子保健活動を研究するグループです。もう一つは、栄養士の研究会で庁内の栄養士が中心のグループで、少子高齢化における栄養士の役割を果たすため力量を高め、各ライフステージ別の栄養指導の手法を研究するというようなグループで、このグループに対する支援と、助成金ということでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) 詳しくありがとうございます。  ちょっと関連して私、お聞きしたいのが、自治体の内部統制というのがあると思うんですけれども、これは私、今まで頭の中になかったんですけれども、初めてこういうものを知りまして、実は2017年6月に地方自治法が改正になって、県と政令指定都市、これは義務としてやらなければいけないと。そのほかの市町村は努力義務となっているみたいで、これをしっかり取り組んでいくと、さまざまな事件とかトラブルが町内の中で少なくなってくるという仕組みだそうです。すごく当たり前な内容なんですけれども、やらなければいけない手続とか、さまざまそういうのをしっかり行っていかないと事件、事故が発生してくるという。これは全ての職員が心得ていなければいけないと、このようになっているそうです。  実際、ことしからそれが県とか政令指定都市はもう義務として行っていくそうなんですけれども、富津市としてこれはどのようにこれから取り組んでいこうと、考えがもしありましたら御説明いただければなと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 総務課長、石川富博君。 ◎総務課長(石川富博君) お答えします。  まず、委員おっしゃる内部統制制度でございますけれども、地方自治法の一部を改正する法律、これは令和2年4月1日施行でございますけれども、これによって導入されるものでありまして、政令指定都市以外の市町村においては、委員おっしゃるように、内部統制制度については努力義務というふうにされてございます。  この内部統制制度というのは、市の業務の効率的かつ効果的な遂行あるいは財務報告等の信頼性の確保あるいは市の業務にかかわる法令等の遵守あるいは資産の保全、この4つの目的が達成されないリスクを一定水準以下に抑えることを確保するために、各課の業務にリスクを低減する措置を講じて組織内の全ての職員が遂行する一連のプロセスのことをいいます。  富津市の検討状況でございますけれども、まだ総務課内での検討段階ではございますが、まず各部署においてリスクの払い出し、これをP、「PDCA」のPです。リスクの点検方法、手順書、対応策の整備、これはDということにしています。日常業務における事務の適正性のチェック、これをCと、リスクの点検方法、手順書、対応策の見直しをAとして、こういったPDCAサイクルを回すことによって、リスクを低減できるものというふうに考えているところでございます。  また、県内、ほかの市の検討状況でございますけれども、県市町村課のアンケート結果によりますと、政令指定都市以外の53市町村中、内部統制制度導入を予定している団体は、令和3年度に四街道市、令和4年度に野田市と睦沢町が実施予定と回答している以外は、令和2年から令和4年度に実施する予定はないというふうに回答しています。  富津市としましては、先進市の事例研究や県内の動向等を引き続き調査した上で、導入について検討してまいりたりいと、このように考えています。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。藤川正美委員。 ◆委員(藤川正美君) ありがとうございます。  私、たまたま去年の3月の日本公認会計士協会近畿会、関西のほうです。そこの資料をちょっと見たんですけれども、すごい内容があって、チェック項目もいろいろこう書いてあって、それをやっていくと、今までさまざま富津市の中でも事件とかがありましたけれども、それが防げるなというのが羅列されているんです。やっぱりこれを一つ一つ守っていくことが富津市としても、いろんな意味で効果があるというのをすごく感じましたので、面倒になるんじゃなくて逆にこれが行政の効率化、また事件、事故が起きない、なおかつ市民に説明責任というものが透明化されていくということの効果があるようですので、ぜひ取り組んでいっていただければなと思います。  答弁は結構ですので。ありがとうございました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員君。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません、予算書の50ページ、2款1項4目の東京2020オリンピック・パラリンピック関係費なんですが、これは500万円の予算をとっている中で附属資料の中では各種イベントを行うということが書かれているんですが、聖火ランナーとかも富津市を通るということで、その費用なんかにも充てられるのかなと思うんですが、具体的にどういったイベントをやるのかを教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 企画課長、坂本秀則君。 ◎企画課長(坂本秀則君) お答えいたします。  本年7月24日から開催されますオリンピック、8月25日から開催されますパラリンピックに向けまして、本市の機運醸成を図るための各種イベントを実施するための経費でございます。  具体的なその委託料につきましては、7月2日実施のオリンピック聖火リレー時のJR青掘駅でのイベントの実施経費や、また走行ルートの環境整備費等でございます。また、パラリンピックの聖火の採火式のイベントや、それに伴いますボッチャ大会の運営経費等を予定をしております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい、わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。高木一彦委員。 ◆委員(高木一彦君) 54ページ、2款1項7目の10節コミュニティ推進関係費の中の需用費ですが、そこにある修繕費、事前の説明ですと、たしか災害に備えての修繕費とお聞きしたんですが、もう一度詳しく教えていただけますか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民課市民活動推進室長、赤井明浩君。 ◎市民課市民活動推進室長(赤井明浩君) お答えいたします。  こちらにつきましては、施設の老朽化に伴うものでございます。その中で、洋式トイレへのつけかえとエアコン改修のための修繕事業でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。高木一彦委員。 ◆委員(高木一彦君) ちょっと災害に備えてということで私のメモ書きがあったんですけれど、これは私の聞き間違えということでよろしいですね。 ○委員長(福原敏夫君) 高木一彦委員。いいですか。 ◆委員(高木一彦君) はい。間違いであれば、それでいいです。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようでございますので、1款及び2款に対する質疑を終了いたします。  ここで、説明員の入れかえのため、暫時休憩をいたします。                  午前11時11分 休憩           ────────────────────────                  午前11時17分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは、お約束時間前ですけれども、全員がそろいましたので、休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言される場合は挙手し、起立して、指名された後に着席し、各自のマイクのスイッチを入れてから発言するようお願いいたします。  審査区分表3ページの3款及び4款について質疑をお受けいたします。  御質疑ございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すいません。予算書の95ページの歳出3款2項5目の放課後児童クラブ整備補助金、こちら6,792万2,000円の予算がついていますが、これは事業の補助金とは別だと思うんですけど、かなりの金額になるんで、どのような整備をしていくのか、教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  既存のクラブが場所を新たに支援の単位をふやして事業を実施するため、施設を新設するための経費でございます。内容は、クラブが借り上げる土地に木造平屋建て1階を建築する予定です。  補助額の算出方法は、クラブ側から国の子ども・子育て支援整備交付金を活用した施設建設の協議があったことから、国の交付金交付要綱に定める算定基準に基づき、補助対象経費を算出し、負担割合で算出してございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すいません。ちょっと新たな施設を建てるということで、ちょっと自分が想定した以上のことなんですが、これ今年6,800万円で、その1団体のところが新たに建てるということで、補助が出るということなんですか。財源は国庫、県支出金がほとんどということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  国の子ども・子育て支援整備交付金を活用いたします。負担割合は国、県、市それぞれが9分の2ずつ、設置者が3分の1の負担をいたします。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 関連して、具体的にどこの放課後児童クラブがそういう対象なんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  学童保育クラブ遊輝塾を運営しております一般社団法人ウェルフェアヒルズでございます。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 予算書80ページ、3款1項の18負担金・補助及び交付金の中の地域密着型サービス整備等事業補助金というところ、こちらの当初予算の附属の資料のほうでは、第7期介護保険計画における地域包括ケアを推進するため、地域密着型サービスを実施するため、事業者に対して施設整備費及び開設費等の補助と書いてありますが、これについてどういう内容なのか教えていただけますか。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) こちらにつきましては、第7期事業計画で整備が予定されております地域密着型サービスの基盤となります定期巡回・随時対応型訪問介護看護を、現在未整備であります天羽地区に整備するため、その事業者に対して施設整備費及び開設準備費を補助するものでございます。  なお、本補助金につきましては、全額県が補助するものでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。これは、じゃあもうその事業所が名乗りを上げているということでよろしいですか。よかったら教えてください。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) こちらにつきましては、この1月にプロポーザルを行いまして、医療法人駿仁会を選定しました。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 場所とか本体の住所とか、教えていただいてよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 介護福祉課長、藤嵜 勉君。 ◎介護福祉課長(藤嵜勉君) こちらにつきましては、長崎にありますわたしたちの生きる証になります。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございました。はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すいません。予算書の90ページの歳出3款2項1目のファミリーサポートセンター利用促進事業補助金等についてなんですが、これ先日の説明で民間委託業務から市直轄で事業を行うこととなったという説明があったんですが、このそういった形に変わることによって、この予算は変わってくる感じになると思うんですけど、どのような感じになるか教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  富津市社会福祉協議会から、来年度から事業継続が困難となった旨の協議が2月にあり、市が直営で行うことの決定をいたしましたが、市が直営で行う場合、どのような経費がどの程度必要なのか、精査が必要であったことから、提出いたしました予算案に反映できませんでした。  このため、運営に必要な経費については、既存の子ども・子育て支援費予算の組み替えで対応する考えでございます。  なお、90ページのファミリーサポート利用促進事業補助金は、会員の増加、利用促進を目的に新たに会員登録した方に助成するものであり、直営であっても内容に変更はなく、組み替えは予定しておりません。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかに、石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 間でほかの質問が入っちゃったんですけど、放課後児童クラブの今の運営についてちょっと聞きたいんですが、本来公設公営でやるべきのところが、民設民営で今ほとんどの放課後児童クラブが運営されていると思うんですね。  その辺の要するに今の内容と、放課後児童健全育成事業補助金というのがありますよね、95ページの先ほど18のとこですか、下から何行ぐらいかに。その辺の兼ね合いというのはどういうふうになっているか、ちょっとお聞かせいただけるでしょうか。
    ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) 放課後児童健全育成事業補助金は、民営のクラブに対して、その事業費、運営に必要な事業費について一部を補助するものでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) これは、今ここでなぜあえて質問したかというと、民設民営でいろいろな事業者の方が、NPO法人の方もいらっしゃれば、個人事業主というか、その会社を経営している方が、会社の名義で運営しているというようなところも出てきているわけですね。そこには、ここで補助金が出ているわけですね。  これは、ここじゃ関係なくて教育委員会で聞かなきゃいけないんですけど、生涯学習バスの利用規定の中に、そういう事業者の場合には借りられないという規定がありまして、ある放課後児童クラブが生涯学習バスの申し込みをしたら、これは事業者ですからだめですと断られたのがあって、これは課長さんにも御相談に行ったんですけど、それであえて聞かせていただきました。  もう一度今度教育委員会のときに、その生涯学習バスの件でまた説明するために聞かせていただきましたんで、他意はございませんので、内容の確認ということで御理解いただければと思います。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに、松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 同じく95ページの放課後児童健全育成事業のことなんですけど、今のコロナウイルスで学童保育が終日やっているところございますよね。そういうところは、指導員さんを補充したりとか大変だと思うんですよね。  そういう指導員さんを補充したりするのは、要は民設民営だから、市は関係ないよっていって、これから4月もあると思うんですけれども、そういうことは一切しないのか、それとも、何らかの補助をしていくのか、そこのところをお願いします。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  委員おっしゃるとおり、朝から開設するクラブもございます。これに関しましては、国で加算の費用を支給するということになっておりますので、それに応じて支払いを行います。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに、高木一彦委員。 ◆委員(高木一彦君) 74ページの結婚支援事業の中の婚活支援事業補助金90万円のことですが、昨年度1団体30万円で3団体を募集するというところで、結局1団体のみの開催という形になったんですが、その際ちょっとこの補助金については、使いづらいんじゃないかというような話もあったんですが、今回何かそのような、それに対して対策とかなされて、利用しやすいような形にはなっているんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 市民課市民活動推進室長、赤井明浩君。 ◎市民課市民活動推進室長(赤井明浩君) お答えいたします。  現状ではまだ要綱等改正とかしていないんですが、そういう声がありますので、これからまた考えていこうと思っております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(高木一彦君) ありがとうございます。ぜひ使いやすい状況にしていただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) 予算書の115ページ、4款2項1目の12番目、災害廃棄物処理計画策定業務委託料、これは附属資料を見ても、災害時の廃棄物を適切かつ迅速に処理するため、災害廃棄物処理計画を策定するというんですけど、これは外にもちろん出すということで、何か具体的な市のほうの方向性だとか、例えば昨年の台風のときに、富津市迅速に災害発生ごみの集積場所とか用意してもらったんですけれども、あれじゃちょっと事足りないということで、外部により効率的に、迅速に対応するために、外部にこの計画の策定を依頼する中身という解釈でよろしいんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  災害廃棄物を適正かつ迅速に処理するために必要な事項を整理した計画でございまして、具体的には計画の目的ですとか位置づけ、廃棄物の流れ、それから平常時の準備、組織体制、災害規模や被災状況の把握、それから災害廃棄物発生量の推計、災害廃棄物処理業務など決める計画なんですけれども、今回計画がなかった中で何とか対応したんですが、昨年9月のやはり2回の房総半島台風、また東日本台風を受けまして、その災害廃棄物の処理計画の必要性を改めて感じたことから、策定するものでございます。  以上でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。三木千明委員。 ◆委員(三木千明君) ちょっと小学生みたいな質問になるようで申しわけないんですけど、これ外に出さなきゃ、これ計画立てられないんですかね、500万円弱もかけて。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  やはりある程度専門的な知識、知見のもとでコンサルタントに委託したいということで考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すいません。今のに関連するんですが、今回災害ごみの受け入れなんですが、罹災証明か被災証明をとっていれば対象になったわけですけど、まずはこれまだいろいろ地域を回ってみますと、倒木したものとかが結構残っていらっしゃるお家とかあるんですけど、これいつごろまで災害ごみとして受け入れてもらえるのか、教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  災害廃棄物につきましては、災害直後に大量に発生する廃棄物について、環境衛生上の観点から一刻も早く生活環境から排除して復興を図るため、緊急的に受け入れを行ってまいりましたが、災害から半年以上経過していることから、災害廃棄物としての受け入れについては、今月末で終了する予定で、広報ふっつ3月号、また市のホームページでも御案内させていただいております。  環境センターへの災害ごみの搬入実績につきましても、1月が9台、2月が4台というような状況でございますので、一旦の区切りとさせていただきたいと考えております。  なお、個別のやむを得ない事情等につきましては、御相談いただければと存じます。 ◆委員(猪瀬浩君) はい、わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) 続いてよろしいでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すいません。わかりました。先ほど三木委員のほうも、計画を自分たちでというところもあったんですが、逆にそういうプロの方に頼むということであれば、今言ったその半年が妥当であるかというところや、また今回業者さんを利用すると、災害ごみとして認められないとか、いろいろあったかと思います。  そういった事例なんかを踏まえて、よその市町村がどういう形でやっているかというところも含めて、できるだけ被災してしまった方々が困らないような形の受け入れ計画をつくっていただければと思います。これは意見です。  続いてなんですが、予算書の117ページの4款2項2目の君津地域広域廃棄物処理事業委託料なんですが、12月の全員協議会で解体見込み額が当初より17億6,000万円ふえるということで、この2年度からの委託料に含ませるというお話だったと思うんですけど、多分含んでいるかと思うんですが、ちょっと17億6,000万円の増額となる根拠が、あのときしっかり確認できていなかったんで、どれくらい今回入っているのかも含めて御説明いただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  解体費の見積もりが35億2,000万となりまして、17億6,000万円不足する要因といたしましては、工事費自体の物価上昇によるものや、ダイオキシン類規制強化等、法令変更に対応するもの、また当初見込んでいなかった地下部分の撤去費用などによるもので、KCSが業者見積もり等を取得し、内容を精査した上、また監査法人にもチェックをいただいた上で令和9年から実行する前提で解体費を算出したものでございます。  内容明細は提示されておりますし、取締役会においても承認された内容でございますので、妥当なものと考えております。  具体的な発注手続きは、令和7年度、令和8年度に計画しておりますので、その段階で発注形態等を工夫していくというようなことでございます。  それから、令和2年度分の富津市の解体費、この見込み分につきましては、493万6,800円の見込みでございます。  以上でございます。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 120ページ、4款衛生費3項上水道費のことで伺います。  これは、要は市債を計上しているわけなんですけれども、このかずさ水道広域連合企業団のほうに全部運営が行ってしまうので、ここで私が口出しすることはできるのかどうか、そこのところはよくわからないですけど、今ある亀田の浄水場、それから大佐和井戸、それをどうするのか見通しを聞きたいんですけど。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与、前田雅章君。 ◎総務部参与(前田雅章君) 私たまたま昨年水道におりましたので、お答えさせていただきます。  まず、大佐和井戸につきましては、計画では将来的には廃止するというような話になっておりますが、内部の協議の中では、ある程度災害等を見越した中では、残す必要もあるんじゃないかというような話も実際ございます。  また、亀田浄水場につきましては、まだあそこは一応配水池も兼ねてございますので、当面はそのまま稼働して、稼働資産として今引き継いでいる状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) それは、今参与がそういうふうにお答えしたんですけど、それはもう確実に「いや、残すよ、亀田浄水場のものも残すよ」ということは言えるんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与、前田雅章君。 ◎総務部参与(前田雅章君) 私かずさ水道の人間ではございませんので、確定的に申し上げることはできませんが、亀田浄水場につきましては、先ほど申し上げたとおり、今配水池として大寺浄水場から水を買って、そこで一度水をためて、そこから各配水池等に送っているというような状況もございますので、恐らくなくなることはないんじゃないかというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 配水池としての機能は残すけど、浄水場としての機能はどうなるんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与、前田雅章君。 ◎総務部参与(前田雅章君) お答えいたします。  浄水場としての機能は、もう既に小久保ダムにつきましては、もう休止資産として、今まではその小久保ダムにためた水を一旦そこの浄水場まで持ってきて、そこで浄水して使っていたんですが、経費の面から浄水場をそのまま残しておくよりは、大寺浄水場のほうの企業団水を買ったほうが、財政面でも有利というふうに考えて、今現在もう稼働しておりませんので、浄水場の施設については、今後稼働することはないというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) それではもう一つ、要は配水池はそのまま将来的に残るだろう、要は企業団からの水をそこへためておくからということなんですけど、そうすると、大佐和井戸との関係で、大佐和井戸から例えば配水池に入ってきて、それから大坪山に上がっていく、それもう何も大佐和井戸からの水は、何の処理もしないですぐ配水できるということなんですか。  だから、要は浄水は塩素を入れたりしなくてもいいのかどうかということ。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与、前田雅章君。 ◎総務部参与(前田雅章君) 大佐和井戸の水に関しましては、委員おっしゃるとおり、大変質のいい水でございます。  ただ、次亜塩素酸については、注入は今現在もしております。ですから、不純物を沈殿させたりという、そういった浄水は必要ございませんが、次亜塩素酸の注入だけを行って、それで大坪山の配水池に送っているという状況でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) しつこいですけどね、それは配水池に入れてからやるわけですか。それとも、どこでその次亜塩素酸を入れるんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部参与、前田雅章君。 ◎総務部参与(前田雅章君) お答えいたします。  配水池自体は、大佐和井戸の水と、それから大寺で買っている水、その配水池は別になっておりますので、一旦その大佐和井戸用の配水池にためて、そこで先ほど申し上げたとおり、次亜塩素酸を注入した後に大坪山配水池に送っているという状況でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(松原和江君) まだありますけど、いいです。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 1点すいません。116ページの指定収集袋製造業務等委託料2,586万5,000円、これごみ袋の製造ですね。雑入のところは、その歳出のほうからの質問になるんですが、この売った代金というのは、どこに幾らぐらい入っているかというのは、どこを見ればいいんでしょうか。  売りさばき代というのは、資源ごみの売りさばき代と理解していたんですが、この要するに指定収集袋をコンビニとかスーパーとか、ドラッグストアで販売しているわけなんですね。その売ったものが雑入なのか、あるいはどこかほかに計上されているというのは、ちょっと数字が見えないんですが、どこに入っているか、ちょっとお答えいただけますか。  これたしか歳入と歳出一緒に質問するようになっている項だと思いますので。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  歳入の21ページの15款2項2目の衛生手数料の塵芥処理手数料の中に含まれております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 塵芥処理手数料ね、はい、わかりました。結構です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 111ページ、4款1項5目火葬場管理運営事業、それに続いて富津聖苑の地元整備事業、それからその次のページになります広域火葬場整備事業についてお聞きをしたいと思います。  まずは、今この火葬場委託料というのが12にありますけれども、その中に火葬場進入路除草業務委託とありますが、火葬場の駐車場の中というのは、誰が除草作業とか、それからその管理をするんですかね。教えてもらっていいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。
     富津聖苑業務委託料の中で行っております。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ということは、委託しているということでよろしいんですよね。除草作業も業者に委託しているということでよろしいんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  富津聖苑の業務委託の中で実施しているというところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) これについては、駐車場から、それから建物の屋根の上にまで草が生えてしまっていたりとかという状況が、多々今までも見られております。もう少ししかない期間かもしれませんが、その辺はしっかり指導していただいて、整備をしていただくことが必要だと思っておりますので、これは強く言っていただきたいなというふうに思います。修理その他も、市でやる部分と業者がやる部分とあるのでしょうけれども、余りにあれだけ立派なものがあって、まだ中は使えるということで議論があり、これからも少しの間使うものでございます。それが駐車場が草がたくさん生えていて、建物にまで生えていると、ああいう状況をそのままにしておくというのは、私は最後の終わりの形としては、非常にまずいのではないかなと思っておりますので、そこのところは徹底していただきたいと思います。  あといいですか、続けて。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) それから、地元整備事業というところがあります。この内容についてお聞かせください。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  富津聖苑地元整備事業につきましては、地域活性化の交付金といたしまして、本郷区のほうにお支払いしているものでございまして、あわせてこちらの161万9,000円というところでございます。  以上でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) ありがとうございます。すいません、対策なんて言っちゃった。私が間違っていました。ごめんなさい。  今後、じゃあこれに関連してですけれども、地元に対して今富津聖苑についてどのように進んでいるとか、今後どのようなこの対策に対して、今年度以降もかかっていくとかいうもし見込みがあったら、教えてもらっていいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  地元の覚書の内容に準じまして、今現在令和3年11月末ということで覚書のほうを締結いただいておりますので、その期間については、このような形でお支払いしていくというところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) わかりました。令和3年12月末までは富津聖苑を使わせていただくということですかね。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) 本郷区さんと延長の覚書を結んだ時点での期間につきましては、平成33年11月30日というところでございますので、令和3年11月末でございますけれども、昨年木更津の広域火葬場の手続の中で、令和4年の11月末まで工期が延びるというようなところがありましたので、令和4年の11月末まで1年延びる可能性があるというところは、本郷区さんのほうには説明会を開催して、御説明させていただいているところでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) じゃあ、まだそこは不確定というか、覚書、これはまたそうなったら、決定した時点で覚書を交わし直すということでよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  そのようなことで考えております。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) そうなりますと、そうなることに対してのまた対策だとか、地元との協議があると思いますが、またその辺もわかり次第教えていただければありがたいかなというふうに思っております。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) じゃあ、最後になりますけれども、広域火葬場のほうの負担金の内容について教えていただいて、あと進捗状況というか、今こちらを使うことが延びるということは、向こうも延びるということだと思うんですが、今の現状について教えていただいてよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  まず、負担金90万円の内容でございますけども、こちらの内容は金融機関との直接協定締結支援業務というものを、木更津市と金融機関が締結するものでございますので、そちらの金額が360万円と見込まれておりますので、4市で均等に負担するということで決定しておりますので、4分の1の90万円というところでございます。  それから、木更津市のその広域火葬場のほうの進捗状況でございますが、今現在工事用道路、本体の建設に当たっては、まず工事用道路ができないと建設に入れないものですから、工事用道路の工事は着工しているところでございます。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(千倉淳子君) はい、大丈夫です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 予算書の118ページの歳出4款2項2目の最終処分場管理運営事業について、附属資料を見ますと令和5年4月の最終処分場埋め立て竣工期限へ向けた汚水処理施設増設と書かれています。  これ多分君津・富津公共下水道事業に係るものだと思うんですが、最終処分場埋め立て竣工期限というのは何なのか、ちょっとまた汚水処理施設増設というのは、どういったことをやるのか、わかれば教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  施設につきましては、富津市新富のクリーンセンター北側にございます富津市の一般廃棄物最終処分場の汚水処理施設のことでございます。  それから、竣工期限と申しますのは、施設のある場所がもともと海だったものですから、公有水面の埋立事業に係る埋立竣工期限というところでございます。  それから、内容につきましては、汚水処理施設について、当初昭和59年から埋め立て開始しているんですが、面積約4万6,000平方メートルほどございまして、未処理施設の能力として1日当たり140立米必要なんですけれども、当初過大な投資を防ぐことから、日70立米の能力で稼働させて、その後整備する計画でおりました。  現在、未整備でございますので、現状では水処理能力が不足しているという状況でございます。したがいまして、平成30年度に汚水処理施設調査を実施させていただきまして、その結果、加えて日50トンの汚水処理施設の増設が必要であるということから、令和2年度に実施設計業務を行いまして、令和3年度、令和4年度と増設工事を実施する予定でございます。  以上でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。ちょっと自分が勘違いしていたんですが、今後そういった大きなものも出てくるということです。  あともう一つ、予算書の117ページの歳出4款2項2目の第2期君津地域広域廃棄物処理施設整備事業についてなんですが、これ債務負担行為で9ページのほうですか、746億2,599万9,000円が計上されているわけですが、関連するものですので、あとこちらの746億2,599万9,000円という数字が、どうやって算出されたかとか、あとたしかこの3月に場所がどこに決まるかとか、設計の基準も決まってくるというお話だったんですが、その説明がないまま、ちょっとこれ計上されてしまうと判断に苦しむので、ちょっと説明をいただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  まず、債務負担行為のほうの関係でございますけれども、こちらの債務負担行為につきましては、令和元年8月2日の臨時会におきまして、令和元年度富津市一般会計補正予算(第2号)で御審議、御可決いただきました内容でございます。  債務負担行為は、それを設定した年度、つまり今年度中に本契約の締結を行えない場合には、その効力が失効してしまう、効力をなくしてしまうため、本契約の締結を行う予定の令和2年度において、改めて予算計上させていただくものでございまして、内容としては、同じものでございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。すいません、私失念しておりまして申しわけございません。  9月のときに、確かに可決したと思うんですが、その後この3月の時点で場所とか決まったとか、そういったものは今後この3月のどこかのタイミングで、全員協議会などで説明をいただけるということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 環境保全課長、中山正之君。 ◎環境保全課長(中山正之君) お答えいたします。  現在、有識者による第2期君津地域広域廃棄物処理施設整備運営事業者選定委員会において、内容審査実施されているところでございます。  優先交渉権者が決定次第、速やかに議員の皆様には御報告させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 3款のほうにちょっと質問させていただきます。  予算書の95ページの歳出3款2項5目の地域交流支援センター管理運営事業なんですが、これ人件費がちょっと含まれてなさそうなんですが、これ会計年度任用職員人件費がそれに当たるのかという質問と、あともう一個、この地域交流支援センターの利用促進をしていかなければいけないと思うんですが、特にPR費とか設けられていないので、市民にどのような形でPRをしていくお考えなのか、教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 子育て支援課長、中山淳子君。 ◎子育て支援課長(中山淳子君) お答えいたします。  地域交流支援センターにおいて、相談や支援に当たる子育て支援員2人分の人件費は、95ページに記載のある会計年度任用職員人件費422万4,000円です。  もう一点、PRということですが、PR費ということが広告料とか委託料といったものかと思いますが、そうした経費は計上しておりませんが、地域交流支援センターの利用が見込まれる対象者に、確実に情報を届けることが肝心であると考えております。  このため、市広報紙やホームページ、子育てガイドブック、SNS、フリーペーパー等、使えるものを活用し、広報を重ねてまいります。  また、顔が見えるPRも大切であると考えますので、センター職員が乳幼児の検診会場において直接PRを行うほか、利用者の口コミによる影響も大きいことから、来所者に寄り添った支援に努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) 総務課長、石川富博君。 ◎総務課長(石川富博君) 地域交流支援センターの人件費の関係なんですけれども、正規職員の分につきましては、予算書のつくりとして、全ての事業で人件費を持っているわけではなくて、各款の総括、これ総務的な事業のところに事務処理上、人件費を持たせています。  地域交流支援センターに係る正規の職員の人件費につきましては、90ページの3款2項1目の児童福祉総務費のほうに計上してございます。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようでございますので、3款及び4款に対する質疑を終了いたします。  ここで説明員の入れかえによって、暫時休憩をいたします。                  午後 0時00分 休憩           ────────────────────────                  午後 0時58分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。  発言される場合は、挙手し、起立して、指名された後に着席し、各自のマイクのスイッチを入れてから発言するよう、お願いいたします。  審査区分表4ページの5款から8款まで及び11款について、質疑をお受けいたします。  御質疑ございませんか。平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 139ページ、お願いします。  企業誘致奨励金ですね。先日の3月3日、保守の会代表質問でも発言させていただきましたけれども、質問の流れで、東京湾岸エリアから毎年20代の若者の転入が非常に多いということがわかりました。特に、企業関連での転入が多いということがわかったわけなんですけれども、そういうことから、一層、企業誘致のほう、力を入れていかなければいけないんですけども、企業誘致の新富地区工業用地の現在の空き状況と、現在の企業誘致に対する取り組み状況をお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、阿部淳一郎君。 ◎商工観光課長(阿部淳一郎君) お答えいたします。
     新富地区の工業用地の空き状況でございますが、現在2区画あいておりまして、今月、千葉県が入札を行う予定であります。  それから、企業誘致の取り組みですけども、問い合わせ等、業者からあった場合、千葉県企業局への案内と、必要に応じて現地の案内で、また視察を行っております。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) 先日、代表質問の部分でもあったんですけれども、非常に成果を出している部分なんで、ある意味、トップセールスをかけるくらいな勢いで頑張っていただきたいと思います。  似ている部分で、企業誘致奨励金に関しては、一旦、固定資産税納めてもらって、その額相当分を交付するような形だと思うんですけれども、今から質問したい部分は、そもそも固定資産税が免除になる部分で、企業活動活性化につながるような中小企業、設備投資の支援策。  富津市に関しては、市税のうち3分の2が大体固定資産税です。固定資産税のうち、半分以上が償却資産に係るものだと思うんですけども、そういったところから、企業の設備投資の支援策、刺激策というのは、一層進めていく必要があると思います。そこで、現在取り組んでいる先端設備等導入計画、これの状況を教えていただきたいと思うんですが。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、阿部淳一郎君。 ◎商工観光課長(阿部淳一郎君) 先端設備導入計画は、生産性向上特別措置法において、中小企業、小規模事業者等が、設備投資を通じて労働生産性の向上を図るための計画でありまして、この計画が市の認定を受けることにより、固定資産税の減免などの支援措置を活用できる制度となっております。  令和2年2月29日現在の認定実績は、市内事業者3件、市外事業者22件であり、市外事業者は全て太陽光発電事業となっておりますが、太陽光発電などの再生可能エネルギー発電事業は雇用に結びつくことが少ないため、令和2年4月1日から、従業員などが常駐する市内の事業所等の敷地内に設置されるものに限るといたしました。今後も市内事業者へ周知を図り、制度を有効活用していきたいと考えております。  なお、この生産性向上特別措置法が、令和3年6月5日までに廃止となるため、この制度を維持することは難しいと考えられますので、また国により、新しい制度が策定されることも考えられるため、情報収集に努めてまいりたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 平野英男委員。 ◆委員(平野英男君) ありがとうございます。なかなか当初見込んでいた成果につながっていかないということで、来年度から改善のほうしていただけると思うんですけども。中小企業、いうまでもないですけども、日本経済を支えている屋台骨なので、政府の何らかの支援策というのは続くとは思うんですけれども、政府の支援策が仮に続かなかったとしても、富津市の固定資産税に占める割合というのは非常に大きいので、富津市独自でも支援策、刺激策というのはちょっと続けていくべきだと思いますので、要望として述べさせていただきますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 今のに関連して、同じ項目なんですけれども、昨年度よりも100万円ぐらいふえているんですけれども、それは同じ企業に交付するということなんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 商工観光課長、阿部淳一郎君。 ◎商工観光課長(阿部淳一郎君) 企業誘致奨励金につきましては、昨年度2,500万円で、令和2年度は1,326万5,000円ということで、3社から2社に減ったことから、企業誘致奨励金の金額は下がっております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。ほかにございませんか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員君。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません。予算書149ページの歳出8款2項3目の市道湊富士見台線整備事業なんですが、これは新天羽中学校のスクールバス等の通学路にも兼ねていると思うんですが、どのような形で整備事業のほうを進めていくんでしょうか。  工事を進めていく間もスクールバスが通るような形になるのかというところも、教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) この事業につきましては、工事期間中には通行規制などをすることもあるので、学校とも調整しながら工事を実施する予定でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員君。 ◆委員(猪瀬浩君) この工事は多分2年ぐらいを予定していると思うんですけど、今、調整ということは、長期の夏休みとか冬休みのときだけ工事をしていくというような感じで考えているということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 工事の規模からいいまして、その間だけでは終わらないということなので、時間の調整だったり、時期の調整だったりをさせていただくということで。学校が休みのうちだけで工事は終了しないということです。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。わかりました。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。続いて。はい。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員君。 ◆委員(猪瀬浩君) 続いて、ちょっと道路関係なんですが、予算書の151ページの歳出8款2項3目の市道山王下飯野線なんですが、こちら、中期財政計画の予算よりも大分少ない金額がなんですが、これは、工事が難航しているということで予算がほとんどついていないということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) この市道山王下飯野線整備事業につきましては、ただいま文化財の調査が終了しまして、まだ用地が1件整理がついていないところがありますので、まだ工事に入っていないという状況でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。続いて。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続いて、その下の市道下飯野線なんですが、こちらも中期財政計画では、令和2年度に全線の工事が終わる見込みになっているんですが、今これで篠部側のほうに向かって少しずつ盛り土していますが、令和2年度中には完成するんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 見直しをしておりまして、これにつきましては、令和4年度の完了を見込んでおります。と言うのが、県道の君津大貫線ですか、本郷バイパスと言われる路線が、県の見込みですと令和5年度の予定になっておりますので、それまでの完成を目指すということで、富津市では令和4年度を完成目標にしています。 ◆委員(猪瀬浩君) 続けて。はい。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません。続いて、市道浅間山線整備事業ですが、こちら、浅間山バスストップとか、あと周辺にショップなんかをつくる計画の一部だと思うんですけど、ここら辺の道路をつくるにあたっての周辺の開発とかは何か考えられているんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部長、白石久雄君。 ◎総務部長(白石久雄君) お答えいたします。  議員おっしゃるショップにつきましては、浅間山跡地にメガソーラーを導入する際に、その事業者から地権者に対して提案がありました計画のことだと思いますが、その中で、集客施設などの提案がされましたが、その後、事業者と地権者、そして市が協議会をつくって協議してまいりましたが、いまだその実現に至っていない状況でありまして、市も関与はしてはまいりますが、基本的には民地でありますので、その事業者のほうの今後になるかと考えています。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。ひとまず。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) 猪瀬委員が質問してくれたんで、その下も言ってくれるかなと思ったんですけど。  153ページ、市道小久保岩瀬線整備事業の進捗を伺います。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) 市道小久保岩瀬線につきましては、現在、本年度の工事を順調に進めております。完了年度につきましては、令和2年度末完了を目標にやっております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。 ◆委員(渡辺務君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 135ページ、6款3項、下から2番目の荷さばき施設建設事業というところなんですけれども、これは多分、天羽漁業組合の荷さばき場だと思うんですけど、今、取りかかっております進捗状況と内容、それから完成時期を教えてもらっていいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) 荷さばき場につきましては、竹岡漁港の荷さばき施設を更新するものでございまして、今年度設計が完了いたしまして、令和2年に工事を実施しまして、年度中に完成を見込んでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) これ、内容については、湊、竹岡、萩生、金谷の荷揚げがそこでされるというふうに聞いておりますが、そういうことでよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) 金谷の定置の水揚げ以外のものを入れる予定でございます。 ◆委員(千倉淳子君) 金谷の定置ですね。ありがとうございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(千倉淳子君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません。予算書の157ページの歳出8款5項2目の君津富津広域下水道組合関係費なんですが、これのちょっと計画を確認をしたいと思うんですが、もう、基金としてはほぼ尽きてしまっているかと思うんですが、今も残っているかどうかわからないんですが。多分、今度、新富の方まで延伸をして、もともとの計画ですと富津地区、飯野地区のほうまで下水道管を伸ばしていくというような計画があったと思うんですけど、今、どんなような計画になっているか、教えていただいてもよろしいでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 都市政策課長、茂木雅宏君。 ◎都市政策課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  君津富津広域下水道組合に確認したところ、未整備区域については、それらの状況等を勘案した中で、今後の整備計画について検討していきたいとのことでありました。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) まだじゃあ、白紙にはなっていないということで、わかりました。ちょっと、計画のほうがなかなか進まないというところで。もともと、この下水道ができることを見込んで集合住宅地をつくった地域があるんですが、そこで合同処理浄化槽でとりあえずしのいでおいて、下水道ができたらそこにつなごうというような計画だったらしいんですが、下水道管が来ないまま、合同処理浄化槽の老朽化が、今もう進んでしまって困っているということでした。  単独浄化槽やくみ取り便所から合併処理浄化槽にするには補助が出るんですけど、それ以外のものについては補助が出ないということなので、できましたら、この──その制度は4款のほうで考えていただく形になるとは思うんですけど──まだ白紙になっていないということですので、ぜひともちょっとこの下水道のほう、いろいろ検討していただいて、前向きに進めていっていただければと思います。意見です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 関連してお聞きします。  以前、都市計画税の質問をしたときに、下水道の拡張区域を、計画を実行しないということの中で、都市計画税を徴収しないというような説明を受けたような記憶があるんですね。富津地区も都市計画、これはあくまでも都市計画下水道というふうに、私言わせていただいたんですが、富津地区も下水道整備計画が、今、中止、休止、どちらか忘れましたけど、やらないと。たしか、飯野地区もそういう関係でやらないというふうになっていたと思うんですが、今の答弁ですとやらなきゃいけなくなるんですが、その辺はいかが考えていますでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 都市政策課長、茂木雅宏君。 ◎都市政策課長(茂木雅宏君) お答えいたします。  現在、未整備区域の拡張については実施していない状況でございます。先ほどお答えしたのはちょっと説明が足りなかったかと思うんですが、現在もまだ下水道の認可計画といいますか、君津富津広域下水道組合の下水道の整備計画上は、まだその辺は削除されていないので、計画としては残っているということでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 都市計画税の話になると、この場所じゃないんで、なかなか難しい質問になってしまうんで、その辺はしっかり、要するに、受益と負担はしっかり計画していただきたいと思います。  今回、飯野地区の雨水排水をやるというのは聞いています。雨水排水については、小糸川のかんがい排水に伴う雨水施設をつくるということで、いたし方ないと思うんですけど、都市下水道、要するに、汚水の下水道に関してはしっかり議論していただきたいと思います。要望です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) すみません。予算書の125ページの歳出6款1項3目の鳥獣対策事業ですが、これはあくまでも農林の予算なんですが、今年度、有害鳥獣相談窓口をたしか設ける、令和2年度から設けるという話だったと思うんですけど、農作物の被害に関係しない住宅や通学路などにあらわれた有害鳥獣の駆除なんかも、ここの中の予算で賄っていく形になるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 農林水産課長、棟方雅典君。 ◎農林水産課長(棟方雅典君) 昨年度まで、環境保全課が担当していた有害鳥獣による生活被害対策と、農林水産課が担当していた農作物被害対策が令和2年度から一緒になり、有害鳥獣の窓口が、農林水産課に新設される鳥獣対策室に一本されます。市民からの要望に対し迅速に対応できる体制をとる予定でございます。  委託料119万6,000円につきましては、農作物被害以外に対する予算で、その内訳につきましては、苦情対応や人身事故が発生した場合に実施するパトロール費として73万8,000円、その他、捕獲費として45万8,000円でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) はい。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。千倉淳子委員。 ◆委員(千倉淳子君) 154ページ、8款2項5目、橋梁長寿命化修繕事業ということですけども、こちらの付属の資料のほうの24ページは、補修工事5橋というふうに書いてあるんですが、その5橋、5つを教えてもらってよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 建設課長、藤川幸男君。 ◎建設課長(藤川幸男君) この橋梁長寿命化修繕事業の工事費につきましては、市道海岸線の海岸橋、久縄橋、清滝橋、神田橋、毘沙門橋の5橋です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ほかに質疑もないようでございますので、5款から8款まで及び11款に対する質疑を終了いたします。  ここで説明員の入れかえのため、暫時休憩をいたします。
                     午後1時22分 休憩           ────────────────────────                  午後1時31分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは、全員が集まりましたので、休憩前に引き続き、会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言される場合は、挙手し、起立して、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いいたします。  審査区分表5ページの9款、10款及び12款から14款までについて質疑をお受けいたします。御質疑ございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 193ページ、10款4項社会教育費、市民会館費のところでお伺いいたします。  市民会館費を194ページと195ページとつながっているんですけれども、この中に、市民会館の雨漏りの補修の費用が一切入っていないんですけど、それは、やらないんでしょうか、今期は。 ○委員長(福原敏夫君) 公民館長、渡邉房男君。 ◎公民館長(渡邉房男君) 市民会館の雨漏りの件につきましては、今年度予備費におきまして、天窓部分を、現在修繕工事中でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 今年度、天窓を修理しているということだけで、雨漏りは、令和元年度で完成ということなんですか。 ○委員長(福原敏夫君) 公民館長、渡邉房男君。 ◎公民館長(渡邉房男君) 今、大きな雨漏り部分は、今年度完成予定でございます。  ただ、窓際の大雨のとき差す部分につきましては、今後、検討していく予定でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) それは、この中には入っていないですけれども、予備費かなんかでやる、どこでやるんですか。予算には入っていないんですけど。 ○委員長(福原敏夫君) 公民館長、渡邉房男君。 ◎公民館長(渡邉房男君) 天窓部分は、今年度完了いたしますが、差す部分につきましては、市民会館の一部修繕費がございますので、その中で検討してまいりたいと思います。 ◆委員(松原和江君) ぜひやってください。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 予算書170ページの歳出9款1項4目なんですが、令和2年度天羽地区のデジタル化を図ると思うんですが、昨年度の台風で長期停電なんかがあったわけですが、非常用発電システムなんか、もしくは発電機みたいなものを備えつけるための予算は、この中に含まれているんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) お答えいたします。  大規模な非常用発電設備というものは、令和2年度予算には入っておりません。発電機を今年度補正予算で整備をさせていただいております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 補正予算は、あくまで令和元年度なので、令和2年度も同じような感じで、もし、そういう大きな災害があったときには、緊急の補正予算を立てて対応するということでよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 防災安全課長、小野田隆博君。 ◎防災安全課長(小野田隆博君) 非常用電源につきまして、現在、長期停電等のこともありまして、その辺の対応を東京電力と協定を結ぶ作業を、現在進めております。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。続いてよろしいですか。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 続いて、172ページの歳出10款1項2目の市いじめ調査委員会ですが、これは、おととしの年度の富津市いじめ防止基本方針に基づいて、昨年度から設置された委員会だと思いますが、本年度、まず、どれくらいそういったのが動いているのかというところと、昨年度聞き忘れたんで、どのような方が調査委員会の委員を務めているのか教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 教育センター所長、河野信成君。 ◎教育センター所長(河野信成君) お答えいたします。  いじめ調査委員会ですが、これは、いじめ防止対策推進法に規定する重大事態が発生した場合に設置することになっております。今年度は、いじめ重大事態は発生していないため、委員会で取り上げた件数は0件となっております。  また、どのような人が調査委員を務めているかということについてですが、現在3名おりまして、大学教授、元警察署長、臨床心理士の3名となっております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 173ページ、10款1項教育総務費の中の、学校バス運営事業9,800万円、このことについて伺いたいんですけども、大佐和地区が2路線走って、天羽地区が9路線走るということは聞いたんですけども、具体的にどういうふうなことなのか、それと、この学校のバスには、市民の混乗は一切認められないのか、そこのところ伺いたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えします。  まず、大佐和中学校路線ですが、2便、2ルートを考えております。  天羽小・中学校路線ですが、竹岡方面、金谷方面、峰上方面、天神山方面という形で、各学校があった場所に対してスクールバスを運行する予定です。  また、住民混乗については、従来行っていた関豊便、山中便は継続して住民混乗を続けてまいります。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。ほかに。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今のに付随して御質問ですが、昨年の9月に公募型プロポーザルを行って、羽田空港交通さんに決まっているかと思うんですが、その中で9,808万5,000円を5年間で掛けてみますと、4億9,042万5,000円となります。プロポーザルの条件の中では、消費税込みで4億9,100万円までということになっているんで、予算の99.88%で出ているわけであります。もう一社申し込みがあったかと思うんですけど、そちらは、どれくらいの金額で入札をされているんでしょうか。もし……。 ○委員長(福原敏夫君) 教育部参事学校教育課長事務取扱、須藤秀明君。 ◎教育部参事学校教育課長事務取扱(須藤秀明君) お答えいたします。  スクールバスの運行につきましては、天羽地区については、プロポーザル方式により事業者を選定しており、金額だけでなく事業者からの提案を受けました。  もう一社の金額等の詳細な内容については、公表をしておりません。  また、大佐和地区は、入札によりコスモ交通と契約しております。2つの運行業者の金額を合わせたものが、年間9,808万5,000円の予算計上となっております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 金額を聞いたのが、多分似たような金額だったと思いますんで、そうすると、今後の社会情勢なんかを見きわめるとかなりぎりぎりでやっていただいているのかなというところが見受けられます。  その中で、今回、新型コロナウイルスなんかみたいな感じで、1カ月間運営ができない場合、一応ここのプロポーザルの仕様書には、業務量に大幅な増減が生じ、委託料に影響がある場合は、契約額の変更を行うものとすると書かれているんですが、今回のような事態で、例えば1カ月間丸々できなかった場合は、市としては、1カ月分は契約料は払わない形で考えているのか、そこら辺どのように考えているか教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 教育部長、笹生忠弘君。 ◎教育部長(笹生忠弘君) お答えいたします。  今回、スクールバスのような長期契約に基づいたものについては、教育部といたしましても、給食の調理委託、そのほか給食の配達等ございます。これは、市としても市長から雇用者対策と事業者支援というところに軸足を置いて、慎重に十分に対応するようにと指示されておりますので、そこに軸足を置いて、しっかりとした協議をして、事業者の負担が少ないように対応していきたいというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょうか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今、教育部長のほうから御答弁ありましたが、ぜひ、働いてくれる方がいなければ、市が委託する業務できなくなると思いますので、労働者というところを守る意味でも、業務委託の保証はしっかりとしていただければと思います。  続いて、178ページ、歳出10款2項1目の耐力度調査業務委託料ですが、これは、青堀小学校の校舎を今後どのようにするかを判断するための調査だと思います。  結果によっては、多分建てかえにしなきゃいけないとか、基準内おさまっていれば、大規模をしていくという感じになると思うんですけど、そのような考え方でよろしいんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 教育総務課長、重城 祐君。 ◎教育総務課長(重城祐君) お答えいたします。  基本的な考え方としては、委員のおっしゃるとおりであると思います。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 今の御答弁に対して、トイレの改修工事、または、GIGAスクール構想による通信網の設置が、今後、行われていくかと思うんですが、これで、耐力度計算で建てかえの判断をせざるを得ないような状況となったときというのは、国から補助が下りるわけですけど、もし、建てかえになった場合は、もう先に国は出してしまっているんで、次は、自分たちで、富津市単独でやってくださいよという感じなるんでしょうか。そこら辺どのような感じになっていくんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 教育総務課長、重城 祐君。 ◎教育総務課長(重城祐君) お答えいたします。  議員は、各設備ごとの財産処分手続期限のことをおっしゃられていると思います。  耐力度調査は、先ほど申し上げましたとおり建物の構造耐力等を調査するものであって、基本的には、耐力度点数に達しないものは建てかえ対象となります。  一方、各設備の改修につきましては、それぞれ財産処分手続期限がございます。基本的には、国庫補助完了後5年以内の改築については、財産処分手続を必要とするというものでございますので、各設備の改修については、手続において若干必要なものがあるということを御了解いただきたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) いいですか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 一応、中期財政計画の中では、令和6年度ぐらいから大規模修繕をするみたいなことで書かれていたので、そうすると、今言った5年というところが関係してくるんで、できるだけこの耐力度調査を早めにやっていただいて判断、大規模修繕であれば、そういった無線LANとかも普通にできると思うんですけど、例えば、トイレなんかが建てかえの結果が出た場合においては、トイレ全部をやるんではなくて、ここまでの対応をしておこうとかという形で、令和6年度に青堀小の建てかえをするとかというような検討も必要になってくるとは思いますので、この耐力度調査は、できる限り早めに行ったほうがいいのかなと思いますんで、意見になります。以上です。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 168ページ、消火栓維持管理事業です。  私の住んでいる佐貫地区で、昨年火事がありまして、目の前に消火栓があって、消火栓が故障中ということで、100メートル以上の延長をして、ほかの消火栓から消化をしたことがありました。今、市内で消火栓等の不備があるのが何カ所ぐらいあって、今回のこの消火栓改良工事等でほぼほぼ終わるのかどうかというのは、今、お答えできますか。 ○委員長(福原敏夫君) 消防総務課長、角田安隆君。 ◎消防総務課長(角田安隆君) 現在の消火栓の不備の箇所、ちょっと今、数字を持ち合わせていないんですけども、この500万円で全てを完了できるかというのは、毎年毎年漏水とか、その年によって、また故障が出てきてしまいますので、何とも言えないような状態です。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 佐貫のことで申しわけないんですけど、住宅地の中の重要な消火栓、要するに優先順位というのがあると思うんですね。漏水とかじゃなくて、基本的にもう使えなくなっているところだったら、廃止しちゃうとかしておかないと、そこに消火栓があるということで、近隣の住民はなぜあそこの消火栓があるのに、あそこから放水できなかったというのが出てくるんで、その辺、何カ所ぐらいあるかと今わからないそうですんで、結構ですけど、優先順位、住宅地にある消火栓は優先して直すとか、その辺はしっかりやっていただきたいと思います。  大貫地区でも、富津地区でも、大堀もありますけど、住宅密集地の中の消火栓が使えないという場合に、また、大型、中型の消防車が入れないとこも結構多いと思いますんでね、その辺はしっかり把握していただいて、消火栓の新設改良事業費というのの中でやっていただければと思います。お答え結構です。非常に難しい問題なんで。ただそれが、30カ所も40カ所もあるとかという話だと、また、もっと困りますんで、数えられる範囲でしたら、その辺もう一度精査していただいて、必要なところを早めに直していただければと思います。これ要望でお願いいたします。  次に、今、トイレの話が出たんですけど、179ページの小学校施設のトイレの改修工事です。今回5億2,000万円ということで、トイレの改修していただけるということで、子供たちにとってみれば非常にありがたいことなんですが、どの程度の工事をするかというのは、今お話できますか。どういう工事をやるか。 ○委員長(福原敏夫君) 教育総務課長、重城 祐君。 ◎教育総務課長(重城祐君) お答えいたします。  当初予算に計上しているトイレ改修工事につきましては、小学校費が179ページ、中学校費が184ページにそれぞれ計上されております。  基本的な考え方につきましては、老朽化した小・中学校のトイレにつきまして、配管、照明を含め全面改修したいと。また、現在の児童・生徒数に応じた適正範囲を改修すると。また、和式トイレは可能な限り少なくして、それ以外を洋式化するというふうな考え方のもとに、ただいま設計作業中でございますので、学校ごとの具体的な、どのトイレをどういうふうに改修するかというのを、まさしく今、設計会社とやりとりしつつ、現在の予算の範囲内で来年度中にできるようしていきたいというふうなことでございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) これも、佐貫小学校の件で申しわけないんですが、以前、男子トイレ、女子トイレの下のすき間が二、三十センチある、隣が見えてしまうようなトイレは改修していただきました。ただ残念ながら、基本的な配管が詰まっちゃってて、水漏れは別の配管つくったんで直ったみたいですけど、その辺も佐貫小学校が統廃合のテーブルにのせるような話も前にありましたけど、今いる子供たちのために必要な改良はしていただきたいと思います。佐貫小学校、1階のトイレに入っている女の子が2階のトイレ使っている水が垂れていて、水を浴びちゃったということも、以前本当にあったんですね。それは、確か直してもらったと思うんですけど、何か知らないですけど、佐貫小学校のトイレは非常に配管が悪くて、非常にそういう面があるみたいなんで、これは要望ですけども、要望ばかりで申しわけないですけど、お願いしたいと思います。もう1点。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 先ほど、子育ての件で質問しまして、放課後児童クラブの質問をしました。  放課後児童クラブの中で、市のほうで放課後児童健全育成事業補助金ということで、各放課後児童クラブに補助金出しています。基本的には、民設民営。要するに公設ではなくて民間が放課後児童クラブを運営しています。その中で、児童クラブによっては、父兄でやっているところもあるでしょうし、父兄でやりきれなくて、事業者の方にお願いして運営しているところもあります。  そこで質問は、生涯学習バスの件で、内容は188ページなんですが、生涯学習バス運営事業で、そういう民設の事業者が企業だった場合に、生涯学習バスの利用規則の中で、貸せないということが実際にあったと。今後、放課後児童クラブの運営がうまくいかなかった場合に、そういうケースが出てくると思うんですね。民間の方が。その場合に、生涯学習バスの利用規則というものを見直さないと、そこの施設の子供たちが、例えば、塾をやっている石井さんという人が、今度はそこの学童保育やって、営利事業だと、そうするとそこ貸せませんよとなった場合に困ると思うんですが、その辺の生涯学習バス運営事業の中での、事業規則を変えるべきだと思うんですけど、その辺いかがでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、當眞嗣史君。 ◎生涯学習課長(當眞嗣史君) 委員おっしゃるとおり、児童福祉の観点から言いますと、公平性というのもあるかと思いますので、担当部局と検討してまいりたいと考えております。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) ありがとうございます。ぜひ、子育て支援課と連携しながら、子供たちにいい支援ができればと思いますんで、よろしくお願いいたします。以上です。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 200ページ、教育費、5項保健体育費の給食の関係でお伺いしたいと思います。説明12番の委託料のところなんですけれども、共同調理場に対して委託料を出しているんですけど、今回のコロナの関係で、給食ができなくなりましたよね。そして、要は調理員さんとか、その方たちが待機していることになるので、先ほども必ず補填するようなことを言ったんですけど、具体的にどういうところから、お金がどう出ているのか、そこのところを説明してください。 ○委員長(福原敏夫君) 教育部長、笹生忠弘君。 ◎教育部長(笹生忠弘君) 給食の調理委託単体で考えますと、長期継続契約で3年間を基本としてやっております。たまたま今、コロナ対策として休業しております。それに伴って調理はしておりませんが、契約継続しておりますので、いつでも調理が復活できるようなことも体制として組んでいただいておりますので、その分に応じた分の支払いは、しなければならないものと考えておりますので、先ほど申し上げたとおり雇用者と事業者を擁護のために軸足をおいて、しっかり検討してまいりたいと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 松原和江委員
    ◆委員(松原和江君) ということは、要は、給食がならなくても、この委託料は委託先に必ず払うということで考えていいんですね。 ○委員長(福原敏夫君) 教育部長、笹生忠弘君。 ◎教育部長(笹生忠弘君) 現時点で、100%お支払いするかは、まだ決めてございませんが、昨年の災害の折にも8日間程度給食をやめておりますが、その際も諸事情、給食について復活できるような準備をしていただいておりましたので、そういう分から考えても払うべきところは大きいのかなというふうに考えております。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 関連して、話の中で考えたんですが、委託先は、何々給食をつくる会社ですね。今の委託先あるわけですね。その先が食材なんかを納めている会社もあったと思うんですね。給食費も取れないじゃないですか。そのときに納入業者は、富津市は関係ないで終わっちゃうのかどうか。要するに、今、非常にテレビなんかでも、学校の購買でパンを売っていた業者さんが売り上げが減って大変だと。みんなで助けようなんて話聞いていますけど、今の話は、委託業者の話であって、委託業者の先には、もしかすると富津市の納入業者さんもいるかもしれない。その辺のことは、教育委員会の話じゃないと思うんですが、その辺はいかがなんでしょうかね。 ○委員長(福原敏夫君) 教育部長、笹生忠弘君。 ◎教育部長(笹生忠弘君) 調理場の原材料につきましては、答えにならないかもしれませんが、今回の場合は、2月27日に政府の会見が夕方ございまして、その時点で事前にある程度調整もしておりましたので、業者のほうが自己防衛を働かせた部分もございました。それが木曜日でございます。我々が、休校を決定したのが28日金曜日、当然週末挟みます。生鮮食料品につきましては、日々入れていただいておりますので、事業者との調整はある程度できておりました。ただ、これが事業者への発注した分については、調整で買わなかったということでできますが、その事業者自体の経営に関しての擁護というのは、なかなか難しいところがございます。 ○委員長(福原敏夫君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) いたし方ない部分があるんで、これ以上質問しませんけど、どうにかしなきゃいけないかなという気がいたします。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 予算書195ページの10款4項5目図書館管理システムなんですけど、これもう今年度から立ち上がっているかと思うんですけど、その登録状況とかを教えていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、當眞嗣史君。 ◎生涯学習課長(當眞嗣史君) お答えいたします。  図書館管理システムにつきましては、2月1日から稼働いたしました。  3月16日現在の登録者数は、251件となっております。新型コロナウイルスにより出ばなをくじかれたような状態でございます。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 自分もこのシステムのほうをさわってみたんですが、これはまずは、市のほうに申請をして登録をもらわないとパスワードがもらえないという感じになるんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 生涯学習課長、當眞嗣史君。 ◎生涯学習課長(當眞嗣史君) 移動図書館車もしくは各公民館において、再登録する必要がございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいですか。 ◆委員(猪瀬浩君) わかりました。意見だけ言わさせて……。 ○委員長(福原敏夫君) 猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 予算としては、400万円のシステム借上料という形になっていますんで、ぜひとも、ホームページなんか見ても使い方なんかのことが書かれていないんで、そういったものもつくりながら、ぜひPRをして利用者をふやしていっていただければと思います。 ○委員長(福原敏夫君) ほかにございませんか。猪瀬 浩委員。 ◆委員(猪瀬浩君) 205ページの歳出13款1項1目のバスターミナル用地取得事業ですが、毎年聞かさせていただいているんですが、大堀バスターミナルの計画というのは、今現在どうなっているんでしょうか。 ○委員長(福原敏夫君) 総務部長、白石久雄君。 ◎総務部長(白石久雄君) お答えいたします。  以前にもお答えしましたが、進入路等の問題で事業化にいたっておりませんので、現在そのままの状況でございます。 ○委員長(福原敏夫君) よろしいでしょか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようでございますので、9款、10款及び12款から14款までに対する質疑を終了いたします。  以上で、一般会計予算の歳出及び特定の歳出に充当する歳入についての質疑を終了いたします。  ここで、説明員の入れかえのため、暫時休憩をいたします。                  午後2時01分 休憩           ────────────────────────                  午後2時06分 開議 ○委員長(福原敏夫君) それでは、全員揃いましたので、休憩前に引き続き、会議を開きます。  説明員の方に申し上げます。発言される場合は、挙手し、起立して、指名された後に着席し、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようお願いいたします。  これより、審査区分表6ページ、議案第11号の総括的な質疑をお受けいたします。  ここまで、歳入歳出と各款ごとに詳細なる内容の質疑をいただきましたので、ここでは、本議案に関する総括的な質疑のみ限定しお受けいたします。御質疑ございませんか。  質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結し、討論に入ります。  反対討論はございますか。松原和江委員。 ◆委員(松原和江君) 私は、この一般会計の予算には、市民の生活を守るさまざまな施策が盛り込まれていることに対しては、反対をするものではありません。しかし、公共交通関係の予算については、本当に腹が立ちます。市民の要求と食い違っておるのではないでしょうか。  路線バスへの負担金や補助金は、昨年度よりふえております。タクシー利用券の補助や地域限定の移動手段での補助金などを加えると約6,000万円の予算となっております。これだけの予算があれば、バスやタクシー会社と連携して、富津市民が公共施設や買い物、病院、文化的要求を満たすなど、人として当たり前なところへ行ける交通手段の実現に近づけるのではないでしょうか。  もう一つは、広域化の問題です。  水道と次期ごみ処理場の広域化に関連してです。  水道では、市債として3億4,500万円の計上がされております。昨年の台風で水がいかに大切であるかを知らされました。かずさ水道広域連合企業団への移行で、先ほどの答弁では、大佐和井戸は残すようなことをおっしゃっていましたが、確約はありません。計画では、10年後に閉鎖されることになっています。富津市民は、小櫃川の水を使うことになります。小櫃川の上流には、新井総合株式会社の産業廃棄物処分場があり、放射性廃棄物も大量に埋められています。7年前に漏えい事故があっても、原因究明はいまだできておりません。今、第3期増設工事を進めております。小櫃川の水が汚染されてはどうなるか想像してください。富津市には、豊かな水源があります。これからも自己水源は安全に守っていくべきです。  第2期のごみ処理場の広域化の予算も350万円計上されています。一般廃棄物は、自区内処理が原則です。それぞれの市のごみの取り組み状況は違います。ごみが身近な問題にならなければ、ごみは減りません。温暖化にも逆行します。また、市民への説明責任が果たされていないまま進めております。予算の中には、評価できる予算もありますが、以上の点で、私は反対いたします。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに反対討論ございませんか。  次に、賛成討論はございますか。渡辺 務委員。 ◆委員(渡辺務君) それでは、私は賛成の立場から、討論いたします。  市税収入は、6.3%マイナスになっています。しかしながら、その中で歳出に関しては、人件費がふえたと言いながらも、普通建設事業費が前年を上回るような確保をしているということ、それから、新しい事業、それも精力的に取り組んでいるということで、これからの令和2年度の新たな展望が開けるような予算になっていると思いますので、賛成討論といたします。 ○委員長(福原敏夫君) ほかに賛成討論ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(福原敏夫君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第11号を原案のとおり、可決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長(福原敏夫君) 起立多数であります。  よって、議案第11号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。           ────────────────────────                    散     会 ○委員長(福原敏夫君) 以上をもちまして、本日の日程は、全て終了いたします。  次の予算審査特別委員会は、あす3月18日午前10時、本日の続き議案第12号から会議を再開いたしますので、念のため申し添えます。  本日はこれにて散会といたします。お疲れさまでございました。ありがとうございました。                  午後2時12分 散会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日              予算審査特別委員会委員長  福 原 敏 夫...